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2010/12/20

ソフィアの夜明け

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製作年:2009年
製作国:ブルガリア
監 督:カメン・カレフ

社会主義体制の崩壊から経済の自由化という激動の日々を過ごしたブルガリア。そこで生きる閉塞感の中の兄弟。さらに追い討ちをかける薬物中毒治療の苦痛。

あまり見る機会のないブルガリアの街並みが興味深い。“ヨーグルト”や“琴欧州”などで日本でも馴染みのある国ではあるけれど、その実情など知る術がなかった。例えば、トルコ人に対する差別的態度を取る人々がいるなど教えてくれるから、映画とは有効な表現であると思う。

しかし、知らない国とは言え、そこで生きているのは同じ人間であるから、イツォ(フリスト・フリストフ)の苛立ちも、ゲオルギ(オヴァネス・ドゥロシャン)の不安も、十二分に伝わってくる。

イツォが国を出てもすぐに将来が開ける保証などないだろうが、閉塞感を打ち破るのはまず行動するしかない。その肯定的姿勢を映画的に表わしたものだと思う。

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