ルイーサ
製作年:2008年
製作国:アルゼンチン/スペイン
監 督:ゴンサロ・カルサーダ
ブエノスアイレスに暮らす孤独な女性。規則正しい生活を過ごす毎日。愛猫が亡くなった日に2つの仕事も失ってしまう最悪の事態。
ルイーサ(レオノール・マンソ)は何も語らないが、マンションの管理任ホセ(マルセロ・セレ)が過剰な程に彼女の世話を焼くのは、かつて、彼女の身の上に大変な災厄が襲ってことを知っているからに違いない。それは、夫と娘を同時に亡くした事件(もしくは事故)であろう。あろうことか、またもルイーサに危機が襲いかかる。
そこからの彼女の行動には、素直に肯定できないものもあるけれど、決まり切った日常を打破することで、過去の悲劇を乗り越えていくことになる。哀しみは時間が経っても消えないこともある。
| 固定リンク
「製作年:2008年」カテゴリの記事
- 三国志(2011.04.12)
- ルイーサ(2010.12.30)
- アイガー北壁(2010.12.21)
- バーダー・マインホフ 理想の果てに(2010.10.27)
- ジャック・メスリーヌ Part 2 ルージュ編(2010.09.30)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント