« 運命のボタン | トップページ | ロボコン »

2010/11/28

時をかける少女

335398_01_01_02

製作年:2010年
製作国:日本
監 督:谷口正晃

母の初恋の人を探すためタイム・リープした1970年代。時代を間違えて、見知らぬ土地に着いてしまった少女の困惑。人探しを手伝ったもらいながら芽生える切ない恋の行方。

そもそも物語の発端からしてよく分からない。和子(安田成美)が何をしたくてタイム・リープの研究をしていたのか。消えてしまった記憶を取り戻そうということなのであろうが、その時点で深町一夫のことは忘れている筈だし、ラベンダーの香りによって戻ってしまう程、脆弱な処置だったのだろうか。一度、身についた特殊能力の余波ということも考えるが、あまりに説明が足りないと思う。

夫となったゴテツ(青木崇高)との関係性も不明だ。あかね(仲里依紗)が父親と一度も会っていないというのは、相当の理由があってしかるべきであろう。その辺りが不明なため、過去の父親と出会っても強いドラマが生まれてこないのだ。また、いくら母の強い希望とは言え、重体の母の残して過去への旅に出掛けてしまうだろうかという疑問も残る。しかも、託されたメッセージはあれだけなのだから。

タイム・リープしてからのあかねの活躍を楽しむのがこの映画の主題であるだろうが、それまでの必然はあまりに弱過ぎると感じる。

|

« 運命のボタン | トップページ | ロボコン »

製作年:2010年」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/59722/50156820

この記事へのトラックバック一覧です: 時をかける少女:

» 時をかける少女(2010年) [ともやの映画大好きっ!]
【2010年・日本】試写会で鑑賞(★★★★☆) 筒井康隆の名作SFジュブナイルを実写映画化した青春ファンタジー映画。 2010年東京。大学で薬学者をする芳山和子(安田成美)は、ある研究を密かに続けていた。娘の芳山あかり(仲里依紗)が大学受験に成功した春、幼馴染みの浅倉吾朗(勝村政信)が和子にあるモノを持ってくる。それは和子が高校生だった頃に撮られた1枚の写真。そんなある日、和子が交通事故に遭い、昏睡状態に陥ってしまう。一時的に意識を取り戻した和子は『過去に戻って深町一夫に会わなくては…』と訴え、... [続きを読む]

受信: 2010/11/29 18:27

« 運命のボタン | トップページ | ロボコン »