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2010/02/15

かいじゅうたちのいるところ

Wherethewildthingsare03

製作年:2009年
製作国:アメリカ
監 督:スパイク・ジョーンズ

この“かいじゅうたちのいるところ”は、一体、どこにある島なのだろうか。私は黄泉の世界ではないかという解釈をします。島に到るまでの海。白骨化した前の王。隙あればマックス(マックス・レコーズ)を食べようとする“かいじゅう”たち。彼らは閻魔の一種と考えられないだろうか。マックスの生前の罪を裁く存在だと思う。“かいじゅう”の姿をしているのは、マックスの心象風景だからだ。それぞれの“かいじゅう”が、シングルマザーの家庭で、愛情に満たされないマックスの感情を表現している。

そうした“かいじゅう”たちの王様という立場に立って、マックスは何かに気付く。他者への思いやりという視点ではないだろうか。気付いたことで、マックスは現世に帰ることが出来た。そうでなければ、“かいじゅう”に食べられてしまい、地獄へ堕ちていくことになったであろう。気付くということは、成長するということだ。マックスは子供から大人へ変わっていった。

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