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2010/01/27

脳内ニューヨーク

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製作年:2008年
製作国:アメリカ
監 督:チャーリー・カウフマン

まれに、映画の粗筋紹介と、実際に観賞した際の印象との間にギャップを感じる時があるが、本作品も、その一本にあげられる。劇作家ケイデン・コタード(フィリップ・シーモア・ホフマン)は、スランプ中にマッカーサー・フェロー賞受賞し、その賞金を使用して壮大な芸術プロジェクトをスタートするという粗筋紹介。でも、そんな内容の話ではないと思う。

現実と妄想の境界線があいまいになっているのは冒頭のシーンから始まっており、妻アデル(キャサリン・キーナー)と娘が家を出ていくのも、ヘイゼル(サマンサ・モートン)へ想いを寄せるのも、クレア(ミシェル・ウィリアムズ)と再婚することも、どこまで現実であるか全く分からない。これは最初から最後まで、ケイデンの脳内世界を彷徨している話ではないだろうか。とすれば、つじつまの合わないことも、さほど気になりませんでした。

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» 脳内ニューヨーク [cochi のArt-Mill]
最初の10分で面白い映画だとわかる。だけど見終わると混乱する。原題を辞書で引く。もう一度観たくなる。(タナダユキ)  脳内ニューヨークHP より 脳内ニューヨーク公式サイトhttp://no-ny.asmik-ace.co.jp/index.html 作品データ 原題           :SYNECDOCHE, NEW YORK 製作年          :2008年 製作国          :アメリカ 配給           :アスミック・エース 上映時間 ... [続きを読む]

受信: 2010/03/20 09:36

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