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2010/01/05

風が強く吹いている

製作年:2009年
製作国:日本
監 督:大森寿美男

三浦しをんの原作を先に読んでいたので映画では描ききれなかった細部も補完して見ることができたが、何も知らないで見ればかなり説明不足と感じるエピソードが散在している。カケル(林遣都)が問題を起こした高校時代や、食堂の娘、葉菜子(水沢エレナ)と部員たちの関係、ムサ(ダンテ・カーヴァー)やニコチャン(川村陽介)の人物背景など、もっとよく知りたいと思ったことだろうと思う。

そうした不満を抱きながらも、素直に感動できたのは、ハイジを演じた小出恵介の好演によるものである。「初恋」(2006)、「キサラギ」(2007)、「僕の彼女はサイボーグ」(2008)と、彼の出演作を見てきたが、さほど感心していなかった。だが、本作品の彼はどうであろう。箱根駅伝を語る情熱が真摯に伝わってきて、彼の言うことなら挑戦したくなるのも大いに分かるというものだ。とにかく素晴らしい。すべてを箱根駅伝に捧げたハイジは、指導者として大成することを予感させる。

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