« ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン | トップページ | イングロリアス・バスターズ »

2010/01/11

気球クラブ、その後

製作年:2006年
製作国:日本
監 督:園子温

鬼才と呼ばれる園子温。気になる監督ではあるけれど、「自殺サークル」(2002)、「紀子の食卓」(2005)、「愛のむきだし」(2008)など見てきて、どうも自分には合わないなぁと思っておりました。本作品もさほど期待せず見始めたのですが、なかなか出来栄え。思わず画面に引き込まれました。やはり、映画というものは見てみないと分からないものです。

5年前に所属していた“気球クラブ・うわの空”。そのリーダー、村上(長谷川朝晴)が突然の事故死。久しぶりに再会するサークル仲間。そこで浮かび上がってくるのは、村上と美津子(永作博美)の微妙な関係だ。夢を追い続ける男と、彼を見つめることしかできない女。村上の想いの綴られたメモを付けた風船が宙に浮いたまま美津子に届かないエピソードが実に象徴的である。かつての楽しい飲み会はすでに思い出となっており、切なさを呼び起こすものでしかない。そして、一つの時代の終わりを噛みしめていたのである。

|

« ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン | トップページ | イングロリアス・バスターズ »

製作年:2006年」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/59722/47260133

この記事へのトラックバック一覧です: 気球クラブ、その後:

« ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン | トップページ | イングロリアス・バスターズ »