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2009/11/17

ハルフウェイ

製作年:2008年
製作国:日本
監 督:北川悦吏子

大学進学のため、東京へ向かう男の子と地元に残る女の子の話といえば、遠く太田裕美の「木綿のハンカチーフ」(1975)でも歌われたくらい決して珍しいモチーフではない。極めて今日的と思えたのは、ヒロ(北乃きい)は暴力的行動も加え強い調子で「東京に行くな」と言い、シュウ(岡田将生)も、早稲田進学を翻意し地元に残ると言ってしまうところである。ヒロのわがまま、シュウの優柔不断と言ってしまえばそれまでであるが、自分にとっての正解が見つからず、悩み続けるという高校生の日々は、過ぎ去ってしまった自分にとって非常に眩しく見える。

“halfway”(ハーフウェー)を間違えて、(ハルフウェイ)と呼ぶエピソードが印象的。二人はどんなに間違えても、修正の効く時間がたくさん残されているのだ。

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