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2009/11/04

あの日、欲望の大地で

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製作年:2008年
製作国:アメリカ
監 督:ギジェルモ・アリアガ

マリアーナ(ジェニファー・ローレンス)の事を責めることはできない。無論、自業自得と突き放すこともできるのであるが、愛を拒絶して、自らを罰するように生きる姿は実に痛々しい。いかにもギジェルモ・アリアガ監督の脚本らしい時制を交錯させた巧みな語り口で炙り出されていくのは、彼女の原罪だ。

シルヴィア(シャーリーズ・セロン)と名前を変え、高級レストランのマネージャーとして社会的成功を収めていても、自傷行為を繰り返す。決して消し去ることのできない罪の意識。だが、自分の娘マリア(テッサ・イア)が訪ねてきて、彼女の転機が訪れる。果たして、幸福への道を歩むことができるのかどうか分からない。それでも、一歩前に踏み出したのである。何か変わっていくのは間違いない。

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» 『あの日、欲望の大地で』 [・*・ etoile ・*・]
'09.09.09 『あの日、欲望の大地で』(試写会)@よみうりホール yaplogで当選。また重めの作品(笑) 『バベル』『21グラム』の脚本家ギジェルモ・アリアガの初長編監督作品ってことで、ズッシリ重量級間違いなしながら、きっといいに違いないと応募。当選した。 *やや、ネタバレしてます! そして、熱く語ってます 「ポートランドの人気レストランでマネージャーとして働くシルビア。仕事は順調ながら満たされず、自傷行為を繰り返している。同僚との不倫も、行きずりの男たちと関係を重ねてしまうのも、心に... [続きを読む]

受信: 2010/03/08 01:08

» mini review 10446「あの日、欲望の大地で」★★★★★★☆☆☆☆ [サーカスな日々]
『21グラム』や『バベル』などの脚本家として知られるギジェルモ・アリアガが、監督として長編デビューを飾った壮大な愛の物語。愛を渇望する悲しい宿命を背負いながらも、一筋の光に導かれる3世代の女性たちの生き様を真摯(しんし)に描く。ミステリアスな主人公とその母親を演じるのは、シャーリーズ・セロンとキム・ベイシンガー。このオスカー女優二人が肉体をさらけ出し、ひたむきに熱演する女性たちの魂の叫びやその悲しみに圧倒される。[もっと詳しく] 火、風、水、土の四大要素(Element)を、勝手にキャラに当て嵌... [続きを読む]

受信: 2010/03/08 23:50

» 「あの日、欲望の大地で」 [心の栄養♪映画と英語のジョーク]
重い過去、そして女3世代の愛を求める姿・・ [続きを読む]

受信: 2010/03/18 22:17

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