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2009/08/04

サガン 悲しみよ こんにちは

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製作年:2008年
製作国:フランス
監 督:ディアーヌ・キュリス

その著書を読んだこともなく特定の思い入れもない自分にとって、初めて知るフランソワーズ・サガンの生涯である。18歳という若さで掴んでしまった誰もが欲する富と名声。その果てにあるものは何か。容易に想像できるような成功と挫折の物語である。例えば、新作を批評されることで動揺、それを紛らわすようにスポーツカーを暴走、運転を誤り自損事故の末、瀕死の重傷。

その治療から生涯についてまわる薬物中毒が始まってしまうとは、なんという悪循環か。彼女は立ち直るきっかけも掴めないまま、孤独に生きる。生涯を通して自由人であったという小説家の内面は、なんと脆くて弱々しいものなのか。代表作「悲しみよ こんにちは」は時代を超えて残っていくであろうが、その代償はあまりに大きかったと思う。

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