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2009/08/07

イースタン・プロミス

製作年:2007年
製作国:イギリス/カナダ/アメリカ
監 督:デヴィッド・クローネンバーグ

緊急搬送された10代の幼い妊婦。おびただしく腕に残された注射跡。生命の限りを振り絞って生まれた乳児。彼女に付き添った助産婦のアンナ(ナオミ・ワッツ)は、ロシア語で書かれた日記を基に親族を探し始める。この尋常ではないこの状況を考えれば、例え親族を見つけたとしても、乳児に明るい未来が待っているとは思えない。家族が反対しても調査を続けるのは、アンナの消し去ることができない過去のためだ。

もし、彼女が幸福な家族生活を過ごしておれば、そこまで執着することはなかっただろう。危惧したとおり、アンナはロシアン・マフィアの暗部に触れてしまう。もし、ニコライ(ヴィゴ・モーテンセン)と出会わなければ、あっさり処分されていたことだろう。彼女の行動は決して賞賛されるようなものではない。間違いといってもいいだろう。だが、行動しなければ、ラスト・シーンの笑顔を取り戻すことは出来なかった。彼女は幸福の運命を自ら引き寄せたのだ。

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