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2009/08/31

人生に乾杯

製作年:2007年
製作国:ハンガリー
監 督:ガーボル・ロホニ

年金だけでは生活できず、借金の取り立てに追われる老後を過ごす81歳となったエミル(エミル・ケレシュ)と70歳のヘディ(テリ・フェルディ)の老夫婦。ついに、出会いのきっかけになったダイヤのイヤリングも借金のカタに取られてしまう事態に。怒ったエミルは強盗を繰り返すようになるという話になっていくのであるが、どこか設定に無理がある。

「俺たちに明日はない」(1967)の設定を老人と現代のハンガリーでよみがえさせるアイディアは秀逸であると思う。だが、思いつきで起こした強盗がそうそう巧くゆく筈はないし、それを成り立たせるには主人公の造形をもっと作りこまなければならない。ただの政府高官の運転手にできることではないのである。コメディーとして楽しい場面も多々あるが、ドラマ的には必然性を欠けているように感じられた。

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