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2009/06/29

真夏のオリオン

製作年:2009年
製作国:日本
監 督:篠原哲雄

勿体ないではないか。何度も出撃を迫る回天搭乗員に対し、そう答えることで決然と拒絶する。中津航海長(吹越満)から自分の作戦命令に対して異議を唱えられるシーンも繰り返されるが、怯むことなく指示を貫徹する。危機に瀕していても食事の命令を下すことを忘れない。この倉本艦長(玉木宏)がすこぶる魅力的なのは、自分の信念を貫きとおしているからだ。それは、死ぬために戦っているのではなく、生きるために戦っているんだということ。限られた時間と兵力の中で、最大限の効果を上げられるものは何かを模索し、常識にとらわれない奇策を生み出す。それは、何も戦時中に限ったことではなく、いろんな局面で応用できる思考法である。“真夏のオリオン”という聖なる祈りの込められた楽譜の軌跡も感傷的であり、なかなか見応えのある作品でありました。

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受信: 2009/06/30 00:48

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 潜水艦ものの映画って好きなんですよね。だから心待ちにしていた真夏のオリオンをようやく観てきました。 [続きを読む]

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