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2009/05/06

デュプリシティ スパイは、スパイに嘘をつく

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製作年:2009年
製作国:アメリカ
監 督:トニー・ギルロイ

B&R社のCEOハワード・タリー(トム・ウィルキンソン) とエクイクロム社のCEOディック・ガーシック(ポール・ジアマッテ)同士が格闘する冒頭のシーンが傑作。まるで怪獣映画のように咆哮しながらぶつかり合う様を肉声なしのスローモーションで見せる。これで一片の映像詩になっているから驚きだ。

産業スパイを主題にした翻訳小説をつい最近読んだばかりであるが、基本的なプロットに類似性があり、評判のどんでん返しもある種予想通りで驚きは少ない。ドラマ展開よりも、キャラクター造形で楽しみ映画だと思う。お互いに惹かれ合うレイ(クライヴ・オーウェン)とクレア(ジュリア・ロバーツ)。スパイとして生きる二人は相手を心底から信じることなどできない。会うたびに疑心暗鬼を繰り返す。

はなからうまくいかない二人だと思うのだが、それでも別れないでいるクレアの悲哀に満ちた表情が忘れられない。それにしても、自宅に仕掛けられた盗聴器を見抜けないとは。この二人、さほど優秀なスパイでないのかも。

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製作年:2009年」カテゴリの記事

コメント

こんにちは~♪

ちょっと予想通りに進みすぎなのが残念でしたね。もうちょっとハラハラドキドキ二転三転すると面白かったのですが。

二人の練習姿が可愛くて面白かったです!

投稿: hito | 2009/05/13 12:55

hitoさんへ

コメントありがとうございます。

私は、ジュリア・ロバーツがどこかで
裏切るような展開を予想していたのですが
外れました。

大金を手にし損ねた後のシャンパンの味は
どんな苦いものだったでしょうね。

あのホテルのシーンは結構好きです。

投稿: Stardust | 2009/05/13 20:37

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