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2009/05/12

宮廷画家ゴヤは見た

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製作年:2006年
製作国:アメリカ/スペイン
監 督:ミロス・フォアマン

本作品では、18世紀末のスペインにおける政治権力の推移をロレンソ神父(ハビエル・バルデム)に重ね合わせて描いている。カソリック教会の権威を高める異端審問の強化。フランスのナポレオン軍による軍事占領。イギリス軍を加えた反ナポレオン派の巻き返し。変節を何度も繰り返す風見鶏のような男かと思って見ていたが、最後は意地を貫き通して、命を散らせていくので驚いた。

ロレンソの変節は、一時的なものでなく、真から宗教支配を拒絶した男に変わっていたということだ。無論、イネス(ナタリー・ポートマン)に対する処遇など見れば、誠実に生きているとは言い切れない。非難を浴びても仕方ない男だけれど、彼なりに悟りを開いたものがあったということだ。最後は殉教者のように見える。形は違いますが、「わが命つきるとも」(1966)のトーマス・モアを思い浮かべました。

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コメント

こんばんは!
TB,ありがとうございます♪

私は心が狭いのでしょうか(笑)
もう、最期までロレンソ神父が許せませんでしたから(^^;
本当にこの時代の神って、、と思ってしまいますよねangry

投稿: kira | 2009/05/13 00:05

kiraさんへ

コメントありがとうございます。

心が狭いか広いかということではなく、
自分が映画の登場人物に対してどう
感じたかが大切だと思います。

その感情に正しいも間違いもありません。

数年後、また見る機会があったとして
また感じ方が変わるかもしれません。

映画とは心のリトマス試験紙のような
ものだ思います。

投稿: Stardust | 2009/05/13 20:31

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