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2009/05/11

GSワンダーランド

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製作年:2008年
製作国:日本
監 督:本田隆一

実態があるのか、ないのか分からないグループ・サウンズの狂騒ブーム。それに乗ってひと山当てようとする大人の論理。ただ日劇ミュージックホールの舞台に立ちたいという無邪気な若者たちの夢。自分だけの王子様を見つけたいというファンの願望。それが一致した時、白タイツのフリフリ王子様スタイルの“ザ・タイツメン”が一気にブレークすることとなる。しかも、人数合わせのため無理やり男装させてメンバー入りしたミック(栗山千明)が、人気の中心になっていく皮肉さ。そのことでこのバンドの賞味期限はごく短いものだと予感させる。

彼らは日劇の舞台に立てるのか。その岐路に立たされたメンバーたちの決断。大人の論理も乗り越えて、その瞬間を生き抜いた彼らは実に清々しかった。

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