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2009/04/26

落語娘

製作年:2008年
製作国:日本
監 督:中原俊

香須美(ミムラ)の前に示された二つの道。正道を歩む三松家柿紅(益岡徹)と邪道を進む三々亭平佐(津川雅彦)。禁断の演目“緋扇長屋”を巡る騒動の中、どちらを選ぶべきか岐路に立たされる。元々、柿紅の古典落語を指標に落語家を目指したが、柿紅から女性を理由に弟子入りを断られ、仕方なく平佐を師匠に選んだ彼女。一度も稽古を付けてくれないばかりか、不祥事を起こした謹慎中でも香須美にまで遊びの金をせびる破天荒ぶり。一も二もなく、柿紅を選んだとしても不思議ではない境遇だ。

しかし、彼女は平佐を選ぶ。日常の何気ない会話の中で聞く平左の言葉が、香須美の既成概念を打ち破ったのだ。ラスト・シーンでの演目が、古典ではなく創作落語になっていたところに、彼女の落語家としての未来を見た。

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