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2009/04/12

ダイアナの選択

製作年:2008年
製作国:アメリカ
監 督:ヴァディム・パールマン

「人間の体の75%は水でできている」という台詞を中心に、水に関わるシーンが何度も反復されている。プール。スプリンクラー。浴槽。雨。銃撃され、噴き出してくる配管。本作の水はダイアナ(エヴァン・レイチェル・ウッド)の心情を表現していると思う。留守宅のプールへ何度も飛び込んでいくのは、彼女のこの街から離れたい、新しい人生を始めたいという変身願望を表しているのだろう。逆に32歳のダイアナ(ユマ・サーマン)が浴槽に全身浸かっているのは、人生に行き詰った閉塞感を感じさせる。

まぁ、それにしても、こんな結末が待っているとは驚愕した。公式ホームページで監督自身の答えが提示されているけれど、それが全てではない。幾通りにも解釈できる話である。合評会などで、いろんな感想を聞いてみたくなる作品でした。

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コメント

お邪魔します♪

最後のキーワードの所は生憎見えなかったのですが、
17歳のダイアナの人生が、キャラ自体も、
キチンと描けているため、監督の思惑がどうあれ、
いろんな事が伝わってくる作品になっていましたね。
好きな作品です~tulip

投稿: kira | 2009/04/12 19:12

kiraさんへ

コメント、ありがとうございました。
本当に巧みなミスリードであの結末にはビックリしましたよ。そういう話だとは全く予想していなかっただけに、余計にやられました。

投稿: Stardust | 2009/04/13 21:20

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