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2009/03/15

7つの贈り物

製作年:2008年
製作国:アメリカ
監 督:ガブリエレ・ムッチーノ

前半、たくさん散りばめられた謎めいた行動の意味も、最後にはすべて明らかになる。さりげなく伏線が張り巡らされていて、効果的に利用されている。それはそれで感心するのであるが、それでも、これを単に感動したとの一言で終わらせることはできない。ベン・トーマス(ウィル・スミス)が選んだ贖罪の道。この衝撃は大きい。決して間違いではない。それによって救われる人々がいるからだ。それでも、肯定できない思いが残る。誰かを救うために自分を犠牲にする行為は崇高なものだ。

しかし、それはそれしか残っていないという選択肢のない場合に限られる。ベンはそれに値しないであろう。他にも贖罪の道はあったはずである。形はどうであれ、最終的に自殺という答えしか選んでいないのだ。それが引っかかってならない。

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