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2009/02/16

幻影師アイゼンハイム

製作年:2006年
製作国:アメリカ/チェコ
監 督:ニール・バーガー

ウール警部(ポール・ジアマッティ)が最後に得心した事件の真相。鮮やかなどんでん返しで胸を空く結末であるが、鑑賞後、時間が立つと、どうも腑に落ちない。果たしてそれが正しいかどうか疑問に残るのだ。本当にレオポルド皇太子(ルーファス・シーウェル)に仕掛けたアイゼンハイム(エドワード・ノートン)の罠だったのか。いや、それはウール警部の想像であって、やはりアイゼンハイムの復讐だったとも取れるのである。

そもそも、本作品の中ではアイゼンハイムのイリュージョンは、トリックなのか幻術なのかも、はっきりと結論づけていない。そのため余計に幻惑的に感じられるのだ。何をもって真実とするか。人それぞれに確信するものによって変わってくるということを思わせるラスト・シーンであった。

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» 『幻影師アイゼンハイム』 [ラムの大通り]
※カンの鋭い人は注意。 これは映画をご覧になってからお読みください。 あっ、チラシもお読みにならない方がいいです。 (原題:THE ILLUSIONIST) ----これってスティーヴン・キングが 「繰り返し何度も観たくなる!特別な1本!」と言っている映画だよね。 「う〜ん。その気持ちは分かるけどね。 アカデミー賞にノミネートされたディック・ポープの撮影といい、 ある意味、『ある日どこかで』にも通じる ロマンチシズムとリリシズムがある。 そうそう、この撮影に関しては モノクロームのイメージを残す... [続きを読む]

受信: 2009/02/16 23:36

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