チェンジリング
製作年:2008年
製作国:アメリカ
監 督:クリント・イーストウッド
本作品を見ていて頭に浮かんだのは、北朝鮮拉致被害者家族会の人々である。忽然と姿を消した子供。理不尽とも言える当局の扱い。数年後になって明らかとなる驚愕の事件真相。本作品は1928年を舞台にしているが、不条理な事件は後を絶たないし、帰宅しない子供を待つ家族の苦悩も変わりません。最後に語るクリスティン・コリンズ(アンジェリーナ・ジョリー)の台詞が、心に突き刺さります。
惜しくもオスカーが逃してしまいましたが、アンジェリーナ・ジョリーは、そのキャリアの中でも最高峰といえる名演技を発揮。内面の悲痛と、一気にほとばしる激情を巧みに表現しておりました。それを引き出したクリント・イーストウッド監督の演出手腕も燦然と輝きます。
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