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2009/01/13

ラースと、その彼女

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製作年:2007年
製作国:アメリカ
監 督:クレイグ・ギレスピー

なんという優しさに包まれた映画であろう。等身大のリアルドールを本物の彼女と思い込んでしまった青年ラース(ライアン・ゴズリング)。驚き、当惑しながらも、彼を馬鹿にする訳でもなく、彼に話を合わせていこうとする兄夫婦や周囲の人々。そのほほえましい交流がとてもいい。

ダグマー・バーマン医師(パトリシア・クラークソン)の診察を重ねながら、ラースの心の傷は他にもあることが明らかになる。この過程も興味深い。極端にシャイであった訳ではないのだ。人は見た目だけでは分からない。単に奇人として扱われれば、ラースは一生そのままであったろう。ラースの心の治療は、この地域社会の温かさがあってこそ成し遂げられたものなのだ。

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コメント

TBありがとうございました。

>人は見た目だけでは分からない。単に奇人として扱われれば、ラースは一生そのままであったろう。ラースの心の治療は、この地域社会の温かさがあってこそ

そうなんですよね?
溺愛だけでなく、ケンカもして、自分の思い通りにいかない事もたくさんあるということを、ビアンカを通して、体験していく過程が必要だったのですよね…

いやーあらためてこの作品、とてもよかったと思いました。

投稿: moriyuh | 2009/01/24 10:27

moriyuh様

コメント、ありがとうございました。
なかなか賛否両論ある映画ですが、
こうした善意がある社会を
信じたいですね。

投稿: Stardust | 2009/01/26 21:13

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