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2008/12/17

グーグーだって猫である

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製作年:2008年
製作国:日本
監 督:犬童一心

いろんな要素を詰め込み過ぎて、構成がうまくまとまらず、完成度は著しく低いと思う。笑いを狙ったエピソードが、いかにも作り過ぎて上滑りしているようにも感じる。

それでも、どこか惹かれてしまうのは、徹底した小島麻子(小泉今日子)の諦観ぶりにあると思う。天才漫画家としての道を選んだために得たもの、そして、失ったもの。そのことを彼女はしっかり噛みしめて生きているように見える。表面的には彼女のもとへ新たにやって来た子猫のグーグーのドラマであるけれど、その裏側には13年も連れ添ってきた最愛の猫サバの死を乗り越えられない哀しみがある。

グーグーとの日々は、サバへの思いを追認しているようにも感じられた。

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投稿: 日本インターネット映画大賞 | 2008/12/20 20:27

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» グーグーだって猫である [Yuhiの読書日記+α]
大島弓子原作のマンガ「グーグーだって猫である」を映画化したもの。犬童一心監督、出演は小泉今日子、上野樹里、加瀬亮、大島美幸、村上知子他。 <あらすじ> 愛猫サバを亡くした女性漫画家の麻子は、悲しみで漫画を描けなくなってしまう。ナオミらアシスタントも心配で仕方がない。そんなある日、麻子は小さな子猫と出会う。グーグーと名付けたその子猫と暮らしはじめて、麻子の日常は一変、元気な表情が戻ってきた。暫くしてグーグーの避妊手術のために動物病院に向かうが、その途中、グーグーが逃げ出してしまう。必死で探す麻子を助... [続きを読む]

受信: 2008/12/18 23:54

» DVD『グーグーだって猫である』 [みかんのReading Diary♪]
nbsp;  (2008/日本)吉祥寺在住の漫画家、麻子が締め切りに追われる中、愛猫のサバが静かに息を引き取る。そのショックで漫画が書けなくなった麻子を、アシスタントのナオミたちは心配しながら見守っていた。そんなある日、麻子はペットショップでアメリカンショートヘアの子猫と出会い、グーグーと名付けて一緒に暮らし始める。(シネマトゥデイ)... [続きを読む]

受信: 2010/04/01 11:38

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