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2008/12/09

櫻の園 さくらのその

製作年:2008年
製作国:日本
監 督:中原俊

1990年のオリジナル版との比較において、ここが足りない、ここが物足りないという話を始めると尽きなくなるのでやめる。一つの映画として見たときに感じる不満を書く。主人公結城桃(福田沙紀)が、何故、バイオリンを止めてしまったのか、さっぱり分からない。コンクール受けする奏法に嫌気がさしたのか、バイオリンに対する情熱が冷めてしまったのか。その辺りが描かれていないため、その後の桃という少女の心情が見えてこない。封印された戯曲「櫻の園」に惹かれていくのも、自然に感じられない。それは先生側の坂野佳代(菊川怜)にしても、高山玲子(富司純子)にしても、そうだ。彼女たちの頑なな姿勢が変わっていくのも都合良すぎるのではないか。描写不足が多くドラマとして入り込むことができなかった。

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