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2008/08/06

虹の女神 Rainbow Song

製作年:2006年
製作国:日本
監 督:熊澤尚人

本作品で印象深いのは森川千鶴(相田翔子)の存在である。年齢も経歴も詐称し、結婚へ向かってがむしゃらに突き進んでいく姿は鬼気迫るものがある。夢に向かってひたむきに努力することは、大概において誉められるものであるが、それに当てはまらない例もあるということだ。問題は何か。彼女は嘘をついてまで自分の願望を最優先させた。それは彼女一人の幸福であり、周囲に喜びを与えるものは何もないのである。千鶴は自分自身の姿を正しく見ていないといっても良い。それは、智也(市原隼人)とあおい(上野樹里)の二人にも共通している。何かにとらわれ、何かを求め、本当に大切な何かを失っていく。鑑賞後、苦い思いが胸一杯に広がる。

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