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2008/08/27

百万円と苦虫女

製作年:2008年
製作国:日本
監 督:タナダユキ

誰も自分のことは常識があるように思っているけれど、実際の行動を検分してみれば非常識なことをしていることが多いのではないか。特に、経験の薄い若者たちには、その差が激しいと思う。年齢と共に失敗を積み重ね、なんとか常識と非常識の差を縮めていくのであろう。鈴子(蒼井優)と、その弟拓也(齋藤隆成)は、理不尽な行為に対して、果敢な反撃を試みる。だが、結果はさらに悪い方向に進んでしまう。勇気を持って反攻するという意気は良いのであるが、その行動が非常識であったということだ。もう独り、中島亮平(森山未來)もそうである。鈴子を想う気持ちと、そのために起す行為には、相当の距離がある。そのために誤解が生じるのだ。見知らぬ町に移り住み、生活をリセットしていくという閃きはいいけれど、それを実行するのは簡単でない。

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海の家から山の桃園・・山のあなたの空遠く「幸」住むと人のいふ、ああ、われひとと尋めゆきて・・苦虫女の行くところ、涙と恋に辛い体験そして気持ちいい風・・ 鈴子(蒼井優)は就職を失敗してのフリーター、しかし、拾ってきた可愛くて可哀そうな子猫ちゃんを捨てられたから... [続きを読む]

受信: 2008/08/31 20:45

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