ヴァン・ヘルシング
製作年:2004年
製作国:アメリカ
監 督:スティーヴン・ソマーズ
ドラキュラ伯爵の宿敵として知られたヴァン・ヘルシング教授。フランシス・フォード・コッポラ監督の「ドラキュラ」(1992)などにも登場してくるキャラクターであるが、バチカンの密命を受けたモンスター・ハンターとして新たに造形された一編。ドラキュラだけでなく、フランケンシュタインやウルフマンという伝説のモンスターたちと壮絶な闘いを繰り広げられる面白い試みである。だが、人物の背景描写に深みがなく、どうも見ていて物足りない。例えば、何故、ヴァン・ヘルシング(ヒュー・ジャックマン)が記憶を無くし、モンスター・ハンターとして生きているのか。それは戦いのドラマの中で、興味を引く設定なのであるが、うまく活かされていない。それが惜しまれる。
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コメント
アメリカンコミックスの映画化は難しいですよね。ス-パ-マン、バットマン、スパイダ-マン以外は、一般の方より一部のコミックスフリ-クス向けかもしれません。
2次元の世界を映像化できてそれもCGで大迫力 技術の進歩はすばらしいですね。
投稿: genki | 2008/05/20 09:23
genkiさん
コメントありがとうございます。
CGの発展が、アメコミやファンタジー小説をどんどん映画化させていることに間違いないでしょう。
ただ、これが当たり前となってしまって、どんな映像にも驚きが感じれらなくなってしまったのが、逆に寂しいことなのかもしれません。
投稿: stardust | 2008/05/22 09:47