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2008/05/04

ヒトラーの贋札

製作年:2007年
製作国:ドイツ/オーストリア
監 督:ステファン・ルツォヴィツキー

芸は身を助けると言われるが、本作品を見ると確かにそういうこともあるなと感じさせます。ユダヤ人強制収容所で虐殺されるのを待つしかないのに、米英経済を混乱に陥れるため贋札製造が計画されたため、特殊技術を持つ者が破格の待遇を受ける。作戦の成功は自分の延命を保証するものであるが、同胞を苦しめるナチスに荷担することでもある。ここに熾烈な葛藤が生じる。成功しても駄目、失敗しても駄目という、微妙なバランスで日々を生き抜く苦悩。これに比べれば、ポーカー・ギャンブルなど児戯に等しいのであろう。勝負を降りてしまったサリー(カール・マルコヴィクス)の心は、不毛の荒野で満たされることはない。

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» 命を懸けたサポタージュ、ヒトラーの贋札 [オヤジの映画の見方]
死と隣り合わせの生活を送るナチスの強制収容所。そこで贋札作りに従事させられるユダヤ人。おそらくは戦争の勝敗に関わらず死が待ち構えている状態での命を懸けたサポタージュはどのようなものであったのだろう。... [続きを読む]

受信: 2008/05/20 17:48

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