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2008/04/16

うた魂(たま)

製作年:2008年
製作国:日本
監 督:田中誠

どうもいまいち乗り切れないのは、脇筋のエピソードが巧く機能していないからだ。例えば、瀬沼先生(薬師丸ひろ子)が行う朝礼の挨拶。いくら臨時教師とはいえ、立ちくらみをしたり、巧く話せなかったりするのは、一体、何故なのか。単に笑いを呼ぶものであれば、全く面白くないし、後に明らかになる意外な素顔と全く繋がっていかない。これなら、無いほうがすっきりする。彼女のキャラクターが曖昧なままなので、「仲間と一緒に歌う時間を大切にしなさい」という心暖まるメッセージも、効果的でなくなってしまう。

自意識過剰だったかすみ(夏帆)が合唱の真の魅力に目覚めていく主題は、定番的とはいえ、やはり胸打つものだ。それだけに構成の甘さが惜しまれる。

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