シュレック3
製作年:2007年
製作国:アメリカ
監 督:クリス・ミラー
物語には表と裏がある。おとぎ話も一皮むけば、決して、めでたし、めでたし、では終われない。そうしたシニカルな視点が面白かったシュレック・シリーズ。それでも三作目となれば、そのパロディ精神も予定調和になってしまうのが、逆の意味で皮肉的だ。皮肉と言えば、王位を望み反乱を起こすチャーミング王子(ルパート・エヴェレット)と、王位を譲りたくて王位継承者を探す旅に出るシュレック(マイク・マイヤーズ)の関係である。両者の欲しいものと、欲しくないものが一致しているのに、かみ合わないもどかしさ。うまく調整できれば争わないで収まるのに、対立を続ける。何か社会を象徴していると感じる。
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