アイ・アム・レジェンド
製作年:2007年
製作国:アメリカ
監 督:フランシス・ローレンス
神のご意思。そう言ってしまえば、不条理な出来事が起ったとしても、何か意味性を見つけることができる。
例えば、癌治療を目的としてウィルスを遺伝子操作して開発された新薬が、人間の根源から変えてしまいダーク・シーカーズの誕生を生んでしまった本作品のような事態。
そもそも癌という病気が神の意思であり、遺伝子操作という行為が神の怒りをかったのではないか。新薬開発が神の意思であり、ダーク・シーカーズ自体が新人類として選ばれたのではないか。
ロバート・ネビル(ウィル・スミス)が、孤独の中でニューヨークに留まり、人類再生の道を探ろうとするのも、神の意思でないか。ダーク・シーカーズが、ロバートの狩り方法を真似して、知的進化を遂げていこうとするのも、神の意思でないか。
人それぞれに感じるところは違うと思うし、それを神のご意思という言葉で統一することはできない。それぞれの神のご意思を見つけていくしかないのである。M・ナイト・シャマラン監督の「サイン」(2002)に通じる主題を持った作品であった。
| 固定リンク
「製作年:2007年」カテゴリの記事
- 歩いても 歩いても(2008.08.29)
- スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師(2008.02.07)
- シルク(2008.06.29)
- 図鑑に載ってない虫(2008.07.05)
- ジェイン・オースティンの読書会(2008.07.25)
トラックバック
この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/59722/17741177
この記事へのトラックバック一覧です: アイ・アム・レジェンド:

コメント