クローズド・ノート
製作年:2007年
製作国:日本
監 督:行定勲
何故、伊吹(竹内結子)は、最後の日記を破り、紙飛行機にして飛ばしてしまったのだろうか。無論、誤字、脱字があって処分した訳でもない。そんな風に飛ばしてしまえば、誰かの手に渡り読まれてしまう可能性が高いし、実際その通りになってしまうのだ。
そうしたことを恐れずに行ったということは、学校のことや恋人のことで悩み迷い続けた一年にけじめが付いたことを示唆するものであろう。そして、その紙飛行機自体が、本作品のテーマである「心の力の継承」を象徴している。
伊吹先生が、何か特別な偉業を成し遂げたわけでない。ただ自分の出来ることを誠実に実行へ移していっただけである。すべて、成功したわけでない。失敗もあった。それでも、大切なのは、諦めずに行動を続けていくことである。終業式は一つの成果であり、一つの区切りでもあった。
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