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2007/10/11

プロヴァンスの贈りもの

製作年:2006年
製作国:アメリカ
監 督:リドリー・スコット

どうして疎遠になってしまったのか。毎年夏になると訪れていたヘンリーおじさん(アルバート・フィニー)のいるプロヴァンス地方なのに、いつの間にか行かないようになっていた。特に争いがあったということでもなさそうである。

成長とはそういうものなのであろうか。日々の生活が忙しくなり、昔のことを思い出す余裕もなくなっていく。振り返るのは訃報の時だけに。こうしたことは、ある種、仕方がないことかもしれない。

ロンドン金融界で豪腕トレーダーとして生きるマックス(ラッセル・クロウ)が、思い出のぶどう園を訪れたことから人生を見つめ直すという定番的なドラマである。

意外に感じたのは、ヘンリーの遺児かもしれないクリスティ(アビー・コーニッシュ)の存在。遺産相続に絡んだコメディ展開の起点でもあるが、それだけではない。マックスが無垢なる心を取り戻す起点にもなっている。

のちに恋人となるファニー(マリオン・コティヤール)との衝突からだけにしていないところに、作品の厚みを感じさせます。

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