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2007/07/02

ダイ・ハード4.0

製作年:2007年
製作国:アメリカ
監 督:レン・ワイズマン

ある困難な事態が発生したとき、解決のため出動する警察や消防士、兵隊たちの行動も尊いものであると思う。だが、彼らはその為に訓練を受けたプロフェッショナルである。行動することは必然と言ってもよい。

一方、本来の職責を離れて、大切な何かを守るため行動することを選ぶものもいる。それが真の英雄と呼べるものであろう。

さて、ヒーローとは望んでなるものか、仕方なくなるものなのか。本シリーズのジョン・マクレーン(ブルース・ウィリス)は、明らかに後者に属する。

彼が魅力的なのは本能的に英雄的行動してしまい、困った状態に落ち込んだことを愚痴りながらも、再び困難な事態に巡りあえば英雄の道を選択するからである。そのことにより称賛を浴びるだろうが、失うものも多いのである。

数年ぶりに登場した彼は、家族にも職種にも恵まれているとは言えない状態である。たが、同じブルース・ウィルスが主演した「16ブロック」の刑事のような、すさんだ様子は見せない。

その違いは、後悔があるかないかであろう。確かに、自分の夢描いた生活を得ることはできなかった。だが、間違った道を選んだとは決して思っていない。その佇まいが、疲れた表情を浮かべていても清々しく感じるのである。

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