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2007/02/13

16ブロック

製作年:2006年
製作国:アメリカ
監 督:リチャード・ドナー

人は変わることができるのか、できないのか。この主題が映画全体を貫いていて、ぶれることのない脚本となっている。

10時まで証人を裁判所までに届けなければならないという時間のサスペンスと共に、主人公二人は変わることができるのか、諦めてしまうのかという緊迫感も随所に散りばめられているところも秀逸だ。

人は何を持って変われることができるのか。一つの夢があるかどうかにかかっていると思う。エディ(モス・デフ)には、ケーキ屋という明確な答えが用意されている。では、ジャック(ブルース・ウィリス)の場合はどうか。彼はこの事件によって、何を見出すのか。

言葉にすれば、つまらないことかもしれない。だが、映像で語られることにより、深い感銘を受けることになる。

失意の中で暮らす主人公がある事件によって再生していく話は特別珍しいものではないが、意表を付く展開を緩急自在の演出で作られており見応えある仕上りとなっている。

クリント・イーストウッドの「ガントレット」(1977)を連想させる逸話もあって、ニヤリとさせられる。

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