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2006/11/22

間宮兄弟

製作年:2006年
製作国:日本
監 督:森田芳光

江國香織の原作を未読なので、元々原作にある設定なのか分からないが、鑑賞前に予想していた話と微妙に違っていて、実に興味深かった。

女性に縁がない兄弟が、一念発起して意中の女性達をカレー・パーティーに誘うのかと思ったが、弟徹信(塚地武雅)はどちらの女性にも特別な感情を抱いていなかったのだ。兄明信(佐々木蔵之介)のためにパーティーを企画したようなのである。そして、彼は意外な女性に惚れてしまうのだ。

さらに、予想外に存在感を増していくのが、直美(沢尻エリカ)の妹夕美(北川景子)。次第に彼女が本作品のキーパーソンになっていくのだ。次々と、こちらの読みを外していく意表を付いた展開が続き、画面に惹きつけられてしまう。こうしたところがいかにも森田芳光監督だと感じさせる。

ズレ具合といえば、間宮兄弟のこだわりが、トランプやゲーム盤、MDプレーヤー、膨大な書籍や模型作成など、現代の趣向と違っているところにも一貫性がある。パソコンがあまり使われていないのが象徴的だった。

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原作は 江國香織の同名の小説である。 実は 我が家族は 私を含め江國香織ファンである(あまり小説を読まない夫を除く) 特に長男・次男は リキが入っていて  長男は 下宿先で少ない生活費でありながらも 彼女の著書のハードカバーを揃えている。 離れているためそれらの新刊が読めない次男は 当時 高校の図書室に入り浸り・・ 司書の先生と仲良くなったのをいいことに 「次は○○を入れて〜」 なんて ちゃっかり おねだりをして(笑) 新刊... [続きを読む]

受信: 2006/11/27 12:56

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