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2006/11/01

トリック 劇場版2

製作年:2006年
製作国:日本
監 督:堤幸彦

2006年上半期だけで、3本もロードショー公開されている堤幸彦監督。ホラー、ヒューマン、コメディーと全てタイプも違い、職人的技能の高さに感服します。その堤監督の資質が遺憾なく発揮されている本シリーズ。

前作「トリック 劇場版」(2002)は見ているが、テレビシリーズを全く見ていない自分には、その世界観をどこまで理解しているか分らない。それでも、仲間由紀恵と阿部寛という美男美女コンビを、ここまで徹底してコミカルなキャラクターに仕立てているという意外性が痛快である。

意外性といえば、あれだけ奇術のトリックに精通し、敵役の仕掛けを悉く看破する山田奈緒子(仲間由紀恵)が、実生活では奇術師として全く売れないでいると設定が皮肉になっており、とてもおかしい。

徹底した小さなギャクの積み重ね。一つ一つはさほど面白いものではないが、その繰り返しのテンポが馴染んでくると、シニカルな笑いを生む。チープといえばチープであるが、大いに楽しむことができた。

問題は、如何せん筐神佐和子(片平なぎさ)と奈緒子の対決の行方が弱すぎること。凝った設定にドラマが追いついていない感じがする。

スケジュールが合わなかったという理由もあったようだが、生瀬勝久や野際陽子らのレギュラー陣が主演二人に絡んでこなかったのも残念だった。

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