タイヨウのうた
製作年:2006年
製作国:日本
監 督:小泉徳宏
太陽光線にあたることができない病気のために朝日と共に活動を止める少女と、サーフィンをするために朝日と共に活動を始める少年。この対照的な二人が恋を成就する場として、踏み切りの中の線路上を選んだところは、なかなかのアイディアであった。
だが、この境界線が巧く機能しておらず、ドラマに深みを感じられなかったことが惜しまれる。確かにXP(色素性乾皮症)という特殊な病気が少女の特異性を際立たせるが、普通の人生という少年の対立軸では今ひとつ物足りない。
他にもいくつか気になる点があるものの、手堅くまとめられた作品になっていることは間違いない。ドラマ展開が鮮やかで、希望と絶望のコントラストがしっかりしている。ひとつの夢が潰えても、別の夢を見つけ出せば、また希望が生まれることができる。
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