アンダーワールド
製作年:2003年
製作国:アメリカ
監 督:レン・ワイズマン
「これは一体、誰の戦争なんだ」という一つの問い掛け。これが重く胸に響く。
吸血鬼一族と狼男一族の果てしない殲滅戦。彼らは、自らの一族の存亡を賭けて戦っていると答えるかもしれないし、大切な者を奪った誰かへの復讐のためにと答えるかもしれない。あるいは、その両方である場合もあるだろう。
だが、当事者には分らないであろうが、一歩引いて見てみれば、為政者の私怨や野望の道具であるだけかもしれないのだ。であるとするならば、なんと虚しいことであろう。
そのために、たくさんの悲劇が生まれ、掛け替えのない大切なものが失われてしまうのだ。戦争の実態がここにある。
セリーン(ケイト・ベッキンセイル)は上司クレイヴン(シェーン・ブローリー)の不信から独自の捜査を続けるが、その果てに待っていたのは驚愕の事実。自らのアイデンティティーを崩壊させてしまう。
帰るところをなくした彼女はどこへたどり着くのか。その答えを続編「アンダーワールド:エボリューション」(2006)でどのように描かれているのかが、次の焦点です。
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コメント
ごぶさたしておりました。
『アンダーワールド:エボリューション』はまだ見ていませんが、ぜひ観たいと思った作品です。
夜の世界なので、画面の暗さは仕方がないのだけれど、ビクターの復活で事実がわかったセリーンの過去。
戦いの発端を知れば、一層、この戦いのむなしさが強調されて切なかったです。
投稿 D | 2006/10/21 19:51