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2006/10/16

アメリカ,家族のいる風景

製作年:2005年
製作国::ドイツ-アメリカ
監 督:ヴィム・ヴェンダース

ここで気になるには、スカイ(サラ・ポーリー)の母親について、パソコンの中の画像で登場するくらいで、全く触れられていないことである。

自堕落な俳優生活に嫌気をさしたハワードが家族を求める話だけなら、ドリーン(ジェシカ・ラング)とアール(ガブリエル・マン)の親子だけで良かった筈だ。

スカイの母親の死去とハワードの逃亡が同時期であったこと。ハワードとスカイがこの街へ同時にやってくること。スカイがハワードとアールを結びつける働きをすること。これには、亡きスカイの母の見えざる意志が働いているのではないかと感じさせる。

個々のキャラクター造形も秀逸だった。独りで毅然と生きているハワードの母(エヴァ・マリー・セイント)、ハワードを探し求める保険会社の調査員サター(ティム・ロス)、蓮っ葉なようでどこかしっかりしているアールの恋人と、それぞれが魅惑的な存在感を発揮している。

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サム・シェパード、ジェシカ・ラング主演 カンヌ国際映画祭 2005 パルムドール ノミネート ヨーロッパ映画賞 2005 撮影賞受賞 監督賞、編集賞、作品賞 ノミネート ハワード・スペンスは既に峠を過ぎている西部劇俳優です 年をとってた今でも西部劇には欠かせない俳優です 若い頃にはいい寄る女性に事欠くことなく 毎日酒と女の日々を過ごし ロケ先には 数多くの付き合った女性達がいました ハワードは撮影中 急にカウボーイ姿のまま逃げ出してしまいます 行く先は30年も連絡さへしなかったネバタ州の母親... [続きを読む]

受信: 2006/10/18 15:51

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