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2006/10/21

ニライカナイからの手紙

製作年:2005年
製作国:日本
監 督:熊澤尚人

映画においてファースト・シーンはとても重要なものだと思う。優れた映画であればあるほど、その作品のメッセージやテーマが僅かな場面の間に凝縮されている場合が多いからだ。

ここをしっかりと見ていれば、その後のドラマ展開がある程度予想することができる。本作品もこれに相当する。

浜辺で遊ぶ母娘のシークエンスが続いていくが、この浜辺が注目だ。海と海の間にあるように撮影されており、母娘以外に誰も登場されていないことから、一種の異界であると感じさせるのだ。

東京に行ったまま戻ってこない母。誕生日ごとに届く手紙。頑固に20歳まで島を離れるなとしか言わない祖父。それが何を意味するかは、このファースト・シーンからおおよそ伝わってくる。

風希(蒼井優)が画面に登場すると、太陽やライトが逆光になって映されることが多い。彼女が常に見守られているということを示唆しているのではないか。

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