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2006/09/12

僕のニューヨークライフ

「僕のニューヨークライフ」★★★★
(盛岡フォーラム1)2003年
アメリカ/フランス/オランダ/イギリス
監督:ウディ・アレン
脚本:ウディ・アレン
出演:ジェイソン・ビッグス クリスティーナ・リッチ
   ウディ・アレン ダニー・デヴィート

くわしくはこちらで・・・
僕のニューヨークライフ@映画生活

優柔不断で悩みつづける主人公と言えば、これまでのウディ・アレン映画ではそんなに珍しい存在ではない。特徴的なのは、ドーベル(ウディ・アレン)がジェリー(ジェイソン・ビッグス)を導くように対話を続けて、物語が進められていることだ。

この設定が興味深いのは、見た目どおり2人の意表を付く会話劇となっているだけでなく、ジェリーの自問自答であるとも感じさせることだ。

エージェントと契約更新をしない。恋人と別れる。ニューヨ-クから離れる。ドーベルに引っ張れるようにして人生の岐路に直面していくが、それらはジェリーの隠れた願望であった。決断できない弱さを乗り越えるべく、ジェリーの理想とする人格を体現しドーベルは存在している。

わがままなクリスティーナ・リッチに振り回されるジェイソン・ビッグスといえば、エーリク・ショルビャルグ監督の『私は「うつ依存症」の女』(2001)を思い出す。タイプの違う作品で、同じような人間関係を演じるのは珍しいことではないだろうか。

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おそらく今年最後であろう、試写会に行ってきましたよ~。今年は試写会結構観たな~、何作品ぐらい観たかな。多すぎて分かりません(^_^;)。感想は全部ここに書いてるので、後で数えてみよう。 今回観たのは、「僕のニューヨークライフ」。ウディ・アレン監督の作品。 私はどうもウディ・アレンの作品は合わないみたい。どうしても眠くなってしまう。今まで、これとこれを観ましたが、睡魔に襲われ、惨敗(*_*)。果たして今回はどーか。 この作品、試写会前の話だと、2003年のヴェネツィア国際映画祭オープ... [続きを読む]

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