美しき運命の傷痕
「美しき運命の傷痕」★★★★
(京都シネマ3)2005年
フランス/イタリア/ベルギー/日本
監督:ダニス・タノヴィッチ
脚本:クシシュトフ・ピエシェヴィッチ
脚色:ダニス・タノヴィッチ
出演:エマニュエル・ベアール カリン・ヴィアール
マリー・ジラン キャロル・ブーケ
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・美しき運命の傷痕@映画生活
タイトル・バックに流れる鳥の巣のシークエンスが強烈なインパクトを持って観る者に迫る。一人を助けようとする行為が、他者には災いになることを辛辣に伝える。この過酷な自然の摂理をなぞるように、痛手を追った人物が多数登場してくる。
前半のミステリアスな展開には、固唾を飲みように魅了され、その謎が少しずつ明らかになってくると趣が増してくる。22年前の事件が3人の娘へ影響を与えて、無意識の内にも過去をなぞるような行動に出るのだ。
長女ソフィ(エマニュエル・ベアール)は母親と同じように夫をアパートから締め出す。次女セリーヌ(カリン・ヴィアール)は父親に迫った男子学生セバスチャンと同様に全裸になって報われない愛を求める。大学教授フレデリック(ジャック・ペラン)との不倫に固守する三女アンヌ(マリー・ジラン)の姿はセバスチャンと重なる。彼女たちの苦悩の日々はこの事件から始まっていたのだ。
そして、最後に唖然とする仕掛けが用意されている。さすがヨーロッパ映画だ。簡単に救いを与えず、女性の情念を厳しく残す。
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こういったストーリーには意外な結末というモノがつきものだが、一番驚いたのは協賛企業に“evian”ではく“naive”とクレジットされていたことだった・・・ [続きを読む]
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» 「美しき運命の傷痕」 [てんびんthe LIFE]
「美しき運命の傷痕」千代田区公会堂で鑑賞
フランス映画。父の死に直面し、父の生前に父親を誤解し、そしてそのトラウマで人生を振り回されてしまっている3姉妹のお話。『親の因果が子に報い…』みたいなはなしだったのですが、最後父親の誤解が解けたとき逆になんともすっきりしない気分になりました。因果もなにもない自分で作った人生なんだな、と。全体的に画像は暗めですが、やっぱりフランスだなあ(いったことは無いんですけど)と思わせる美しい景色。内容は結構人間くさいです。身近にあるようなはなしです。長女ソフィは夫... [続きを読む]
受信: 2006/09/17 09:31
» 「美しき運命の傷痕」 [It's a wonderful cinema]
2005年/フランス・イタリア・ベルギー・日本
監督/ダニス・タノヴィッチ
出演/エマニュエル・ベアール
カリン・ヴィアール
マリー・ジラン
キャロル・ブーケ
巨匠キェシロフスキの遺稿の映画化。ちなみに英題は「HELL」。・・・地獄・・・確かにねえ。
22年前に父親を失った三姉妹。彼女達は今、それぞれに問題を抱えていた。長女は夫の浮気を疑い、次女は孤独に母の看病をし、三女は大学教授と不倫・・・。誰一人幸せな人間がいない。
この作品... [続きを読む]
受信: 2006/09/17 11:00
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「美しき運命の傷痕」試写。原題「L'ENFER」 英題「HELL」。 一体どんな映画なのか、粗筋だけをたよりに観ました。 その粗筋に罠があった……。 意味ありげなチラシの文句にまんまとはまってしまいました。 粗筋を探さずに、スクリーンから感じるままに観たかったです。 ..... [続きを読む]
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» 映画「美しき運命の傷痕」 [ミチの雑記帳]
映画館にて「美しき運命の傷痕」
産まれたばかりのグロテスクなカッコウのヒナが本能的に孵化前の卵を巣から落とす。その様子が万華鏡のように映し出され、あまりにショッキングなオープニング映像と音楽にこれから始まるストーリーがただ事ではないことを知らされる。
22年前に父親を亡くしそれぞれに問題を抱える3姉妹。長女ソフィー(エマニュエル・ベアール)は夫の不倫に苦しみ、次女セリーヌは母の介護をする独身、三女アンヌは大学教授と不倫をしている。
このあまりにもド... [続きを読む]
受信: 2006/09/17 14:01
» 『美しき運命の傷痕』 L'enfer [かえるぴょこぴょこ CINEMATIC ODYSSEY ]
見ごたえのある美しくも濃厚なフランス映画。
キェシロフスキ・ワールドに溺れて低温やけど。
三姉妹とその母の現在と過去の物語。ポーランドの巨匠、クシシュトフ・キェシロフスキの遺稿、「天国」「地獄」「煉獄」の三部作の2作目「地獄」HELL。
アムールの国の豪華キャストがキェシロフスキ世界を熱演。
三姉妹と母の物語ということで、血のつながりある女たちの間に愛憎劇が繰り広げられるのかと思っていたら、姉妹はなかなかからまない。アンサンブル・ドラマの形で物語は進み、愛憎と情念がぶつかり合うのは男... [続きを読む]
受信: 2006/09/17 22:33
» 爽やかの対極 「美しき運命の傷痕」 [平気の平左]
評価:75点{/fuki_suki/}
美しき運命の傷痕
昼ドラか?ってくらいのドロドロっぷり。
いつ「この泥棒猫!!」ってセリフが飛び出すかと思いましたよ(昔、昼ドラを偶然観ていた時に、このセリフを聞いたときは大笑いしましたが)。
基本的には、ベタなドロドロ愛憎劇なんですが、過程はベタでも、結果はベタじゃないところがすごいです。
終始陰鬱な気分にさせられ、爽やかさのかけらもありゃしま�... [続きを読む]
受信: 2006/09/18 01:44

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