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2006/08/02

ビューティフル・ボーイ

製作年:2003年
製作国:タイ
監 督:エカチャイ・ウアクロンタム

自分が何になりたいのか、知ることが大切である。その言葉が深く心に残る。本作品は性同一障害という特殊な設定になっているが、そのメッセージは観る者すべてに届くものである。

試合に勝つことで、本来の自分をさらけ出せるようになっていく。一つの自信が排除される恐怖に打ち勝っていく。そして、女性的な美しさを追及する一方で、格闘技のセンスも抜群である点が興味深い。

才能の萌芽は一列ではないのだ。ムエタイの技の中に美しさを見出したとき、トゥム(アッサニー・スワン)は大きく飛躍する。

本作品の共感は、自分という者と共に家族を大切に思っていくことにある。ただ自分の思いを叶えるため闇雲に突き進んでいないところもいい。手術の承諾書に父親がサインする場面が重々しく胸を打つ。

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[ ビューティフルボーイ ]@新宿で鑑賞。 これは、女の子になりたかったムエタイ選手、パリンヤ ー・ジャルーンポン(愛称ノン・トゥム)(アッサニー ・スワン)の実話をもとしたタイ映画なのだ。 トゥム選手は、日本に来て日本武道館で女子プロの井上 京子選手とも異種格闘技の試合を行ったらしい。映画で もそれを再現して描かれていた。7年前のことなので、ほ とんど記憶がないだろう。僕も知らなかった。 ... [続きを読む]

受信: 2006/08/02 08:44

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「ビューティフルボーイ」★★★☆ タイ映画、2003年 オカマのボクサーとして 日本でも話題になった 実在のムエタイボクサーの リングの闘いそして 性同一性障害との闘いの物語。 訪タイは20回くらいで、行けば必ず タイの映画を見ています。 この映画は予告...... [続きを読む]

受信: 2006/08/02 08:56

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受信: 2006/08/02 19:22

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