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2006/06/05

アワーミュージック

製作年:2004年
製作国:フランス
監 督:ジャン=リュック・ゴダール

ゴダールの新作をスクリーンで見るのは何年ぶりであろうか。少なくとも盛岡に来てからは初めてである。まず、そのことが嬉しかった。それがひとつ。

100%理解できるとは最初から思っていないが、やはり難解な作品であった。下手な解釈を書けば失笑されそうで控えるが、一体、この場面は何を意味しているのだろうか、それを考えながら見る楽しみに浸る。

答えが出る前にどんどん映画は進んでいってしまうのだが、それも自分の実力。ここで答えが見つからなくても、時間を置いてふとしたときに、あれって気付くことがあるかもしれない。そう期待したい。

そうしたこととは別にして、色彩、カット割り、音楽など、瞬間、瞬間を感覚で味わうこともできた。ゴダール特有の詩的な映像を大いに堪能する。

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