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2006/03/24

ウィンブルドン

製作年:2004年
製作国:イギリス/フランス 
監 督:リチャード・ロンクレイン

かつては世界ランキング11位まで登り詰めたこともあるイギリス人テニス選手ピーター。いまでは119位まで低迷し、ウィンブルドン選手権を最後に引退する覚悟だった。彼がホテルの部屋に着くと、優勝候補でもあるアメリカ人の新人選手リジーがシャワーを浴びていた。フロントがキーを間違えて渡したのであったが…。

さすが「ブリジット・ジョーンズの日記」(2001)や、「ラブ・アクチュアリー」(2003)などを作ってきたワーキング・タイトル社の作品だ。作品の雰囲気がとても似ている。それは、ドラマの本筋とは別に、魅力的な傍役がたくさん登場しているからであろう。ピーター(ポール・ベタニー)が負ける方ばかり賭けている弟。優しく励ましてくれる選手仲間。活躍しはじめると近付いてくるエージェント。本作品でも、それぞれユニークで温かな存在感を発揮している。

話の構図として同社の「ノッティング・ヒルの恋人」(1999)を思い出す。冴えない中年男が偶然出会った世界的スーパースターの女性と恋に落ち、再生していく話だ。違う価値観に刺激を受けていく二人。

ボールボーイが何度も登場してくる。不遇の時も、センターコートのファイナリストとなっても、少年はピーターを眩しそうに見つめている。この憧憬のまなざしが印象深い。この少年が次のピーターになっていくのかもしれない。スポーツの伝承性を感じる。

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コメント

あのボールボーイの少年のまなざしが良かったですね!!
そして、優勝してラケットを彼にあげるピーターの姿も!!

投稿: D | 2006/08/25 09:12

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