しあわせな孤独
製作年:2002年
製作国:デンマーク
監 督:スザンネ・ビエール
女性コックのセシリと博士号取得を目指すヨアヒムは婚約したばかりで幸福な日々を過ごしていた。だが、ヨアヒムはセシリの目の前で交通事故に遭ってしまう。彼は一命を取り留めるが、全身不随になってしまう。それを知って以来、ヨアヒムは心を閉ざし、セシリまで拒絶してしまうのだが…。
交通事故を機会に出会う二人。被害者と加害者だが、当事者同士でなくその婚約者とその夫という間接的な関係が、微妙な距離感を生む。傷ついた心の救済を求める者と救済を与えたいと願う者という意識の一致。二人が会うことに正当な理由が生まれ、ニルスの家族も拒むことができない。二人は障壁なく共に時間を過ごし、結果的に惹かれ合ってしまう。恋はどこから始まるか分らない。
ファースト・シーンとラスト・シーンに出てくる街が陰画のように映されている。ある日、自分の住んでいた世界が一つの事件を切っ掛けに全く違って見えてしまう。彼女の心象風景なのであろう。
傍役の設定が充実している。ヨアヒムの暴言を耐えて処置を続ける看護婦、事故を起した自責の念でより強く父親にぶつかってしまう娘、この両者の存在が、ただの不倫ドラマに留めておかず、深い人間洞察に満ちた作品へと昇華させていく。
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2002年/デンマーク
監督/スザンネ・ピエール
出演/ソニア・リクター
マッツ・ミケルセン
せつない映画だな~これ。観ていて胸が痛くなるほどせつなかった。こういう気持ちになる映画は久しぶり。デンマーク・アカデミー賞最優秀作品賞受賞作品で、デンマーク国民の8人に1人が観たというヒット作。
ひとつの交通事故が、周囲の人間を変えていく。
結婚前の幸せなカップルだったセシリとヨアヒム。しかし、ヨアヒムは交通事故で顔から下は何もうごかせなくなってしまう。絶望したヨア... [続きを読む]
受信: 2006/02/27 00:21

コメント
TBありがとうございました。
深い作品でしたね。人生何があるかわかりませんね。。。色々考えさせられました。
投稿: nicoco | 2006/02/27 17:58