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2006/02/15

オープン・ウォーター

製作年:2003年
製作国:アメリカ
監 督:クリス・ケンティス

お互いに仕事が忙しいダニエルとスーザンの夫婦は、なんとか休暇を取ってカリブ海へ向かう。二人は沖合のポイントまでボートで向かうダイビング・ツアーに参加する。このボートには多数のダイバーが参加し盛況だった。ダイビングを満喫し海面に上がってみると、ボートは帰ってしまったのだが…。

置いてきぼりになる。忘れ去られる。気付いてもらえない。自分という存在を否定されてしまうことも恐怖の源泉のひとつであろう。本作品は鮫に襲われるという肉体的恐怖と同時に、そうした精神的恐怖も描かれているのが秀逸だ。

ファースト・シーンも巧い。男女が別々に電話で話していて別の場所にいるような感じを抱かせているが、実は同じ家だったという軽い驚きから始まる。夫婦間に漂っている表面化していない漠然とした不満感、価値観の違いが最初のシークエンスで見事に描かれている。

夜の海の場面では、雷の稲光で二人を映すところにも唸らされた。その光が途切れ途切れにしか残っていない彼らの生命力や希望を象徴しているようであった。

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コメント

こんにちは♪
なぜかこちらからのTBが反映されていないようでゴメンなさい。
真っ暗闇のなか稲光で二人の姿が映る所とか、無音で波の音だけが聞こえている所とか、水が苦手な私はとても怖かったです。
手作り感があってなかなか面白い映画だと思いました。
エンドロールも超短くてビックリした覚えがあります。

投稿: ミチ | 2006/02/15 20:59

こんばんは!いつもありがとうございます!
夜のシーンね、ほとんど真っ暗なんだケド、
それがすごく、恐ろしかったです。
夜のシーン、短くてよかった、、、
元々、海が怖いのですが、これでもう、2度と行きたくなくなりました。
またよろしくお願いしますね。

投稿: 猫姫少佐現品限り | 2006/02/16 01:59

『ジョーズ』みたいなパニック・ムービーを本物の鮫を使って作ったのだと思っていたので(何て無茶な・・・)完全に肩透かしを食らってしまいました(^^ゞ
お陰でただプッカプカしてるだけにしか・・・。:゚(。ノω\。)゚・。

ではでは、これからもよろしくお願いします。

投稿: Aki. | 2006/02/16 05:19

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