TAKESHIS'
製作年:2005年
製作国:日本
監 督:北野武
ある時、芸能界で成功を収めたタレント“ビートたけし”は、売れない役者の中年男“北野”と出会う。北野はオーディションに落ちてばかりで、コンビニの店員をしながらなんとか生計を立てている。北野はビートたけしからサインをもらうが、これをきっかけに夢とも現実とも分からない不思議な世界が広がっていくが…。
かなり難解な映画であるという前評判を聞いていたが、そのつもりで観ればそんなに頭を悩ませる話ではなかった。どう解釈しようと正解であり、正しい答えなどないのであろう。私の解釈は冒頭の日本兵が今際に観た一瞬の幻想というもの。第二次世界大戦の最中と思われるので、彼の生まれ変わりがビートたけしになっており、後生の姿を予知したものではないだろうか。オーディションを繰り返す金髪の北野はビートたけしの幻想で、二重の入れ子状態になっている。北野はビートたけしの世界へと入り込んでいくという解説もあるが、私は逆だと思う。
その幻想を抱く契機となったのはピエロであるところが興味深い。スター俳優になっても落ち着くことができない心情と負い目。ピエロが変身願望の象徴なのかもしれない。叱責を続ける岸本加世子。あざけり続ける寺島進。怒声を浴び続けるラーメン屋の店主。ビートたけしのストレスが様々な姿となって反復されている。
そして、たけしのパフォーマンス好きが色濃く反映されている。タップダンス。少年舞踊。美輪明宏の歌と続いていく。彼らの芸が独立したものとしても大いに楽しめる趣向である。
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現実と夢・妄想とが交差して、大物俳優ビートたけしとオーディションに落ちまくっているコンビニ店員北野が不思議ワールドに突入してしまう、といった内容で、セルフオマージュ満載のこの映画。北野作品を全て観たわけではないが、特に『HANA-BI』や『座頭市』に�... [続きを読む]
受信: 2006/01/26 22:27
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評価:40点
TAKESHIS‘
北野武の北野武による北野武のための映画。
北野武のための映画ですので、北野武ファンのための映画でもありますね。
北野作品を1作品も見たことのない方は楽しめないことは間違いないでしょう。
最初は夢の中と現実との区別をつけようと頑張って色々論理的に考えていましたが、途中から完全に放棄。
その場その場のシーンを楽しむことにしました。
個人的にツボだったのは、ライトを頭につけた外人�... [続きを読む]
受信: 2006/01/26 22:31
» 映画館「TAKESHIS’」 [☆ 163の映画の感想 ☆]
たけしのたけしによるたけしのための映画でした。
北野たけし監督作品は、いくつか観ています。この作風は嫌いではないのですが、、、どうしても、たけしさんの好みの俳優とアーティスト、今までの作品のワンシーンなどを集めて作った集大成というだけの映画のような気...... [続きを読む]
受信: 2006/01/26 22:41
» 映画「TAKESHIS’」 [ミチの雑記帳]
映画館にて「TAKESHIS’」★★★
監督、脚本、編集、主演、すべてが北野武という、武自身の内面を描いた実験的映画。
ストーリー: ビートたけしは芸能界の大スターとして多忙でリッチな生活を送っている。一方で、彼そっくりなしがないコンビ二店員・北野は売れない役者として苦闘中だった。
北野武作品はやたらピストルやマシンガンを撃ちまくるイメージがあるので敬遠しがちなのだけれど、この作品はビートたけしが二役... [続きを読む]
受信: 2006/01/26 23:06
» 「TAKESHIS'」 [こだわりの館blog版]
むずかしいんだよ、バカヤロウ!
(ビートたけし口調で)
【劇場公開作品より】
11/19 丸の内プラゼール にて
監督・脚本・編集:北野武
出演:ビートたけし、京野ことみ、岸本加世子、大杉漣、寺島進、美輪明宏、他
北野武の映画の根底にあるのは【笑い】であ... [続きを読む]
受信: 2006/01/26 23:46
» TAKESHIS'(映画館) [ひるめし。]
"たけし"が"たけし"に出会う。"たけし"が"たけし"を演じる。
CAST:ビートたけし/北野武/京野ことみ/岸本加世子/大杉漣/寺島進/美輪明宏 他
■日本産 107分
賛否両論のこの映画。
ワタシはたけしがタクシーを運転するシーン前までが「賛」その運転してるシーンから「否」でした。
たけしの頭ん中はこんな感じかい!?って思わせる映画でかなりシュールです。こうゆう映画もアリな... [続きを読む]
受信: 2006/01/27 20:36
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11月25日(金) TOHOシネマズ木曽川にて
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コメント
こんにちは♪
見た人それぞれの解釈があって、しかもどれも正解であり正解じゃないという感じがしますよね。
監督本人も観客のそういう姿を見て楽しんでいる気がします。
やっぱり北野作品とは相性が悪いな~と思ってしまいました(笑)
投稿 ミチ | 2006/01/26 23:10