« Mishima | トップページ | ヒューマンネイチュア »

2005/12/25

花嫁はギャングスター

製作年:2001年
製作国:韓国
監 督:チョ・ジンギュ

女組長のウンジンは、幼い頃に孤児院で生き別れになった姉をようやく探し当てる。だが、姉は末期ガンで余命僅かの状態だった。ウンジンは姉のために結婚を決意する。さっそくお見合いをするが、かわいらしく振る舞えず失敗ばかり。やっと、モテないけれど真面目な公務員スイルを見つけ、どうにか結婚に持ち込んだが…。

「たった一人で50人の敵を倒した」という女組長ウンジン(シン・ウンギョン)の武勇伝。それを冒頭で見せる。雨中の格闘シーンはスタイリッシュでクール。ここで一気に引き込まれたのだが、後が続かない。

コメディーって、逃れる術を全て失ってしまった設定に入り込んでしまった登場人物が、悪戦苦闘する様が可笑しいのである。本作品の主人公が結婚しなければならなくなるという設定に無理があるのではないか。無論、儒教の精神が息づいており、目上の人の言葉が絶対的な意味を持つにしても、黒社会で組長を務めるものが、こんなことでドタバタするのかという思いが残り続ける。

不自然な結婚をした者同士がある事件をきっかけに惹かれあうという流れは、この種のドラマのパターンであるが、それも崩されている。スイルがウンジンの代わりに殴り込みをしてはいけないでしょう。確かに組の歴史を語る場面が反復され、コメディーポイントにはなっているのだが、ドラマとしては物足りない。

|

« Mishima | トップページ | ヒューマンネイチュア »

製作年:2001年」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/59722/7822743

この記事へのトラックバック一覧です: 花嫁はギャングスター:

» 花嫁はギャングスター [気ままに〜ひとりごと日記]
ヤクザの女組長がある事情から結婚する事になるとう 面白そうなストーリーなのですが、描画がちょっと 露骨なシーンが多くて、見ていて引いちゃいました。 見る前の想像では昼と夜の顔を持つ様なイメージ だったのですが、実際は違いました。 (夫の前ではか弱い妻で夜はメチャクチャ強い組長とか) コメディかと思っていたけれど、シリアスだったので その辺りを考えれば分かるのですが・・ 姉との関係は、もっと詳しく色... [続きを読む]

受信: 2005/12/25 20:57

» 花嫁はギャングスター/ シン・ウンギョン , パク・サンミョン , アン・ジェモ , [カノンな日々]
てっきり既にレビューを書いたつもりが、アップしてなかった?これは極上のB級作品といってもいいでしょう。バイオレンス、セクシー、コメディ、アクションと必要娯楽要素をキッチリ揃えた美味しい幕の内弁当的アクションコメディです。タイトルがしょぼいですが見終わえて....... [続きを読む]

受信: 2005/12/26 00:00

» 花嫁はギャングスター [a story]
原題『組暴の妻』 主演シン・ウンギョン、パク・サンミョン、アン・ジェモ、キム・イングォン、シム・ウォンチョル 監督チョ・ジンギュ 脚本カン・ヒョジン 製作2001年、韓国 綺麗な兄貴は好きですか 暴力団のナンバー2の女を主人公にした韓国で大ヒットした極道コ....... [続きを読む]

受信: 2005/12/26 13:47

» 「花嫁はギャングスター」韓国映画 DVDにて [xina-shinのぷちシネマレビュー?]
DVDで韓国映画『花嫁はギャングスター』を観ました。 土砂降りの雨の中、二人のヤクザは抗争相手のヤクザたちに取り囲まれていた。兄貴分のヤクザが頭をかち割られ、絶対絶命のピンチの時、飛んできた一本のナイフがヤクザたちをなぎ倒す。ナイフを投げたのは女だった。女はヤクザたちに挑みかかり、あっというまに全滅させてしまう・・・ 『パダ』(アン・ジェモ)は新しく舎弟にした『ヨンマン』(キム・イングォン)に伝説の内... [続きを読む]

受信: 2006/02/09 21:31

« Mishima | トップページ | ヒューマンネイチュア »